第2回福井シジマコンセプトライセンス・パートナー募集セミナーを開催しました

5月30日(木)福井にて第2回シジマコンセプトライセンス・パートナー募集セミナーが開催されました。前回4月26日に開催した時には工務店18社13名の参加でしたが、今回は4社6名の方に参加頂きました。2回合わせてシジマコンセプトライセンス・パートナー加盟に興味ありとお答え頂いたのは、10社13名となりました。今後、協業に向けた更なるコミュニケーションを続けて参りますのでよろしくお願い致します。

今回まずは私が、今なぜ頭のよい子が育つ家が必要なのか?というテーマについて平成から続けてきた10年間は集客が求められる機能であったのが、令和のこれからの10年は主客の絞り込みにその機能がアップデートする事を説明いたしました。令和住宅産業におけるシジマコンセプトの機能は以下3点です。

1.頭のよい子が育つ家プロダクトブランド共有による売上アップ
2.顧客とのコミュニケーションミス&ロスの低減による原価抑制
3.購入後の顧客に対する教育・学習情報提供&実践のサポート

以上3点、過去10年東京で実践してきた事を全国の工務店さんにそのしくみを提供してくことにより、粗利率5%upを目標にして行きたいと考えています。

次にマスターアーキテクト建築家松岡拓公雄先生からは、住宅デザインマインドの大切さ、特に継続の大切さについてご自身の過去30年に及ぶチームによる気持ちよい空間の実現について工務店設計機能スキルアップの重要性についてご指摘がありました。続いてシジマコンセプト、マスターアーキテクトシステムの中核をなすチェックレターの実践について、マスターアーキテクト建築家神田雅子先生から詳しくご説明がありました。

共同主宰者であるウッドリンク原野社長より福井の方は富山、石川に比べて派手さはないが、堅実で新しい取組に関しては実に真剣かつ前向きであるとの説明をお聴きしましたが、まさに数字で証明されていると思いました。

又当日は、経営幹部2名を含む金融機関の方、大手サッシメーカーなど福井を盛り上げて行こうという方々にもご参加頂きました。シジマコンセプトと同時に進めている新しい地方創生のカタチの実現に向けた頭のよい子が育つまちつくりについて協業の可能性を検討するためです。少子化において地方行政は子育て世代の取り込みは行政の最優先課題であり、子育て世代移住の鍵を握る就業機会、企業誘致、雇用促進政策の実現とこどもの教育インフラは前提条件となります。幸い福井は教育水準の高さは全国レベルであり、雇用促進政策の実現が我が国の新たな地方のカタチとなると考えています。その実現はそれほど先ではありません。シジマコンセプトはそのための魁となると考えています。

『福井モデル』と私たちが読んでいるこの取組についても近々ご紹介していく所存です。その中核を担う全国工務店連合の形成を急いで参ります。


集客から主客へ。機能のアップデートを説明する四十万靖

工務店の果たすべき機能を解説する松岡拓公雄先生

福井の先住民恐竜も特別参加