富山県高岡市にてエンドユーザー向けセミナーを行いました

6月15日(土)富山県高岡市ウッドリンク本社にてエンドユーザー向けセミナーを行いました。テーマはリビング学習のウソ・ホントです。
リビング学習という言葉は多くの子育て世代の方が、ああ、聞いた事がある・・・と言われるように社会認知が進みましたがその定義はまちまちです。
テレビではリビングに大きな机をひとつ置く事がリビング学習である、という説明の仕方が多いようです。果てには東大に入れると言ったようなキャッチーなテロップがテレビ画面に大きく映し出されたりします。テレビの影響というモノは大きいので、リビング学習=大きな机ひとつ、のような事になりがちですが私はそのようには考えていません。
 
リビング学習とは7歳~12歳のお子さんが家族の集う空間でICS=Interactive Communication Skillを身につける事を言います。
家族の集う空間ですから確かにリビングはその代表格です。それ以外にもダイニング、動線によっては本棚の前、お子さんが10歳くらいまでであれば一緒に入るお風呂も該当します。

ICSとは直訳すると双方向コミュニケーション技術です。つまり自分の考えを一方的に主張するのではなく、相手の意見を理解したうえで自分の考えを述べる、その技術の事です。日本人はテクニックが好きですがテクニックとスキルでは全く違います。受験テクニックと言いますが受験スキルとは言いません。テクニックは短時間で身につきますが長期間必要なものではありません。それに対してスキルは身につけるには時間がかかりますが一度身につけると基本一生役立ちます。何よりお金がかかります。

英語の授業にプログラミング、小学校で学ぶ事は増える事はあれど、減る事はありません。英語がテクニックとなるかスキルとなるかではその後のお子さんの人生に大きな影響がありますね。

頭のよい子が育つ家®とはそこまで考えた理論による空間提案です。これまで多くのハウスメーカーが似たような提案をしていますが、なぜ、上手く行かないのか、それは彼らの提案がテクニックだからです。子育て世代は真剣です。安易なテクニックに翻弄されるほど甘くはありません。

子育てスキルの提案と実践!

令和頭のよい子が育つ家®のテーマです。このテーマは地域に根差した工務店連合によって提供されるものである、私はそのように考えています。

しかしながらこの連合はそう簡単に形成されるものではありません。なぜならスキル取得には時間とお金がかかるからです。ですが一度身につければ一生続きます。ライセンス・パートナーとはプロのスキル集団である!工務店経営者の方に是非ご理解いただければと思います。


テクニックとスキルについて解説する四十万靖